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バッグの劣化しやすい場所①

今回はバッグ修理を日々行わせていただいく中で、バッグの特に劣化しやすい場所とその対策というテーマでお話させていただきます。

持ち手(本体、コバ)

持ち手の劣化原因は何といっても手汗によるものです。バッグを持つ以上絶対に握りますので、汚れは避けられません。使用し続ければ、いつかは経年劣化でダメになります。

また同時に持ち手の側面をコーティングしているコバ部分も剥がれてきてしまい、ボロボロと取れてきたり、種類によってはベタベタになったりします。

これを防ぐ方法はいかに手汗を持ち手に吸収させないかということですので、よく行っている方もいますが、持ち手にスカーフなどを巻き、おしゃれ+汚れの防止をする。または市販で売っている、持ち手部分にボタンホックで取り付けられる革パーツなどを購入いただき、握るときは保護する。こういったことを行えば、持ち手は余計な手汗を吸収しにくくなるので長持ちさせることが出来ます。

では、どうして手汗で持ち手は劣化してしまうのか?

その原因は手汗により水分を吸収した後、乾いていくので次第に乾燥していきます。この繰り返しが革の表面をカサカサにさせたり、硬化させたりし、劣化の進行をさせてしまいます。乾燥していく過程で、革にとって大事な油分も失っていきます。人間の肌が乾燥するのと同じ原理です。

持ち手は一番汚れ、油分を失う場所ですので、定期的な汚れ落としと、栄養補給(油分)も必要となると言えます。

面倒かもしれませんが、手間をかけてあげることで、大事なバッグは長持ちします。

もちろん壊れてしまったバッグはシュハリにご相談ください。修理のプロがバッグをキレイに蘇らせます!!

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