カラーリングの注意点

カラーリング共通点

カラーリングは表面のみとなります。バッグの内側やお財布の内部は行いません。ご希望の場合は事前にお申し付けくださいませ。(別途料金がかかる場合がございます)

革製品などの型崩れに関しては生地の変形となりますので、元に戻すことは出来ません。

カラーリング前にクリーニングも行います。内袋など劣化している場合はクリーニングすることが出来ません。その場合は内袋交換の修理も出来ますので、お問い合わせくださいませ。

レザー(スムース/シュリンク)製品のカラーリング

カラーリングにより、革質や型押しの凸凹感が若干変わります。

スレキズの補修は可能な限り実施させていただきます。

仕上がりは単色となります。自然に出来た、またはオリジナルで革の濃淡の風合いを表現している物はなくなります。(例/ルイヴィトンのエピやタイガ、ミュウミュウのマテラッセなど革の凸凹で色の濃淡がある)

レザー(起毛)製品のカラーリング

起毛部分がなくなっている所(毛が寝てしまっている所や光沢が出てしまっている所)とそうでない所では色の入り方が異なるため、色ムラが発生いたします。

対応可、対応不可の物がございます。事前にお問い合わせください。

ヌメ革製品のカラーリング

カラーリングによりヌメ革の質感がなくなり、ツヤ革の様な質感と単色の仕上がりになります。

ひび割れなど革にダメージがある場合はカラーリングによりかえってキズが目立つ場合がございます。

キャンバス/デニム製品のカラーリング

生地が若干硬くなります。また、ざらつく場合がございます。

キズ補修は出来ないため、スレキズはそのまま残ります。

生地の状態や変色、シミ汚れなどにより、色がキレイに入るところ、そうでないところが発生するため、色ムラが出る可能性がございます。染めてみないと分からないため、事前にどのような形になると申し上げることは出来ません。

色の浸透具合は実施してみてとなります。そのため、例えば黒いキャンバスバッグが変色し、黒を染め直した場合でも、薄い黒、濃い黒等、ご想像やご希望の黒にならない場合がございます。色の指定も出来かねますので、お任せとなります。

過去に撥水/防水加工をしている場合、生地表面に残った加工剤により、キレイに染まらないことがございます。

対応可、対応不可の物がございます。事前にお問い合わせください。

ナイロン製品のカラーリング

生地が若干硬くなります。また、ざらつく場合がございます。

キズ補修は出来ないため、スレキズはそのまま残ります。また、擦れることによりナイロン生地にテカリが発生している場合、染め直した場合もテカリを抑えることは出来ません。

生地の状態や変色部分、シミ部分とそうでない部分を染めた場合、色ムラが発生することがございます。

色の浸透具合は実施してみてとなります。そのため、例えば黒いナイロンバッグが変色し、黒を染め直した場合でも、薄い黒、濃い黒等、ご想像やご希望の黒にならない場合がございます。色の指定も出来かねますので、お任せとなります。

過去に撥水/防水加工をしている場合、生地表面に残った加工剤により、キレイに染まらないことがございます。

生地表面にベタつきが発生している場合は対応することが出来ません。

※対応可、対応不可の物がございます。事前にお問い合わせください。

リカラー(色変え)

※対応可、対応不可の物がございます。事前にお問い合わせください。

カラー対応不可素材

爬虫類系(クロコダイル、リザード、パイソンなど)、PVC(塩化ビーニル)素材、エナメル、合成皮革、ゴム

ステッチの色に関して

ステッチの色と革色が違う場合、ステッチは避けて染めずに残すか、革色に合わせて染めてしまうかをご選択いただきます。

ステッチの色を残す場合は細かな作業となりますので、別途金額が発生致します。料金は内容により変わりますので、お問い合わせくださいませ。また、ステッチ周りは色ムラが出ますので、予めご了承くださいませ。

写真はステッチも一緒に染めております。

ニオイに関して

ニオイ除去剤を使用し、クリーニングいたしますが取れないニオイもございます。

まったく取れないニオイの例として、革に染み込んだ犬猫の尿臭、ルイヴィトンのモノグラムやダミエといったPVC素材から発生する独特なニオイ。ご判断に迷われる場合はお問い合わせください。

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