世界最高峰のバッグブランド『HERMÈS』。細部まで非常に拘りぬいた、職人による手作業の作りは非常に丈夫で他ブランドとは一線を画しています。
その丈夫さから、我々修理業の現場にエルメスの修理が来ることは他高級ブランドと比べると圧倒的に少ないです。そもそもでエルメスのバッグは生産数が少ないことや、バッグ一つ一つの価値が高く、また非常に高価なことからも、正規店で修理などのアフターメンテナンスをされる方が多いとも考えられます。
修理は少ないですが、1つ例外がございます。それはレザー部分の染め直し（カラーリング）の作業です。その理由として、エルメスのアフターメンテナンスでは染め直しを行っていないからです。サービスとしてない以上、ここは我々修理業の出番となります！
エルメスの製品に使用されているレザーはどれも折り紙付きの一級品です。ですが、いくら上質で丈夫な革を使っていてもぶつけたり、擦れたりすることで革は傷み、キズやスレとして表面の色が抜けてしまいます。また、経年により革はどうしても褪色していくので、いつまでもキレイな状態を維持できません。革がスレキズなどで傷んでいけば、見栄えは悪くなる一方です…
そんな時は染め直し（カラーリング）を是非お試しください！
専門職人が色を調合し、元の色味を再現いたします。風合いなども損なわない様に慎重に作業いたしますので、バッグのイメージが変わることもありません。また、染め直しをする前に必ずバッグのクリーニングをさせていただきます。革への栄養補給も行いますので、補修だけでなく、バッグ全体のケアもさせていただきます。
ここからは事例の紹介です。
バーキン
パイピング部分の角スレを部分的に補修させていただきました。
全体のカラーリングをさせていただきました。
ケリー
スレキズが全体的にあり、フルカラーでの染め直しをさせていただきました。ツヤ感も戻り、本来の質感も戻りました。
エブリン
全体のスレと褪色、角の色落ちが激しい状態をフルカラーで染め直しいたしました。ステッチは避けての補修をさせていただきます。
エールバッグ
色が抜けてしまった、ブルーが鮮やかに戻りました。
ガーデンパーティ
こちらはレザー×キャンバス地の色替え（カラーチェンジ）をさせていただきました。リカラーでの染め直しとなり、イメージががらりと変わります。
エルメスバッグのスレキズ褪色でお悩みの方は是非シュハリまでご相談くださいませ。ご相談はお問い合わせフォーム、もしくはLINE見積にてお承っております。
